水の基準のなかでも大事な硬度を知ろう

硬水と軟水の違い

違いについて

水の波紋

世の中に存在している水にはカルシウムやマグネシウムといった成分が含まれています。
「硬水」と「軟水」の違いというのは、水1000mlに含まれているカルシウムとマグネシウムの割合です。
カルシウムとマグネシウムの含有量が多ければ硬度が高く、含有量が少なければ硬度が低いということになります。
WHO(世界保健機関)では、1Lあたり硬度0~100mgを軟水、101~300mgを中硬水、301mg以上を硬水と定めています。

成分の違いによって、感じる味が変わってきます。軟水はスッキリとしていて口当たりがまろやかです。一方、硬水は重く感じて飲み応えがあります。

活用したいシーン

コップに注がれる水

硬水と軟水は成分の違いによって水の特徴が違います。

軟水の場合、ミネラルやマグネシウムの含有量が少ないのでクセがありません。そのため、飲料水や料理に適しています。日本茶、紅茶、コーヒーといった飲み物を作る場合にも味を邪魔することがありませんし、料理の旨味を引き出しやすい特徴を持っています。
また、洗剤が泡立ちやすいので洗濯や入浴時にも適しています。

硬水は豊富なミネラル成分によって旨味が溶け出さなくなりますので料理には適していません。しかし、灰汁を出やすくする作用がありますので、灰汁が多い肉料理に適しています。ヨーロッパでは硬水をそのまま料理に使用することは少なく、野菜の水分を活用したり、蒸したり、焼いたりする料理が多いです。煮込み料理の場合には、水ではなく牛乳やワインを使用します。
また、硬水は消化器系に働きかける役割を持っています。そのため、便通が悪いといった場合、硬水を飲むだけで便秘が改善されます。

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